研究室について

神経機能科学研究室は2016年3月31日に閉室となりましたが、研究内容や成果につきましては当面の期間、アーカイブとして公開します。
そのため、掲載内容は情報が古くなっていることもありますが、ご了承ください。また、予告なく本ウェブサイトの公開を中止する場合があります。

脳神経系の基本構成から学び、全体機能の中での個別の機能を深く研究するという姿勢で研究に臨んでおります。そのため、研究室配属とともに神経解剖学の教科書を必ず輪読いたします。研究室では情報を分析し、判断する器官である中枢神経系を主として研究対象としております。しかしもちろん、その他の神経系についてもしっかりと学んでおく必要があります。

たとえば右図の各系において丸は何を示し、矢印は何を指すでしょうか?知覚神経系にはどのようなものがあるか? こうした知識の上で、研究室としては学習・記憶のメカニズムの研究を行っております。特にこの機能に関係する脳の領域(大脳辺縁系)の理解と神経ネットワークの解明に努力しています。方法論としては、神経解剖学、生理学、生化学、光科学などを用います。

答え

答え
図は末梢神経系を示す模式図である。抹消神経系は感覚の受容を担当する知覚神経系と骨格筋への命令伝達を担当する運動神経系及び自律的な内臓活動を支配する自律神経系からなる。知覚神経系はあらゆる外部環境の変化をより的確に捕らえるために発達している。一方、運動神経系は骨格筋を支配し、具体的な行動に結びつける神経系である。これは遠心性神経と呼ぶことができる。自律神経系も同様に遠心性神経ということができる。自律神経系の支配する効果器は骨格筋とは異なり内臓筋(平滑筋もしくは心筋)である。○はそれぞれの神経節を指す。特殊な神経節もあるので注意。

奈良先端科学技術大学院大学
奈良先端大 バイオサイエンス研究科