セミナー情報

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1. 植物の根を茎に変える
2. 農業と再生可能エネルギー生産の両立
*2演題を続けて行います。

演題 1. 植物の根を茎に変える
2. 農業と再生可能エネルギー生産の両立
*2演題を続けて行います。
講演者 1. 花野 滋 氏、柴田 大輔 室長(かずさDNA研究所)
2. 柴田 大輔 特任教授(京都大学エネルギー理工学研究所)
使用言語 日本語
日時 平成29年10月5日(木曜日) 16:00~17:00
場所 大セミナー室
内容
演題1
シロイヌナズナの茎頂で発現している9種類の転写因子遺伝子のそれぞれに誘導
プロモーターを連結し、それらをタンデムに連結し遺伝子導入したところ、根の
一部が緑化し、かつ、その部分が重力屈性を示すことを見つけた。この現象を示
すには2種類の遺伝子が同時に発現することが必要であることがわかった。緑化
した部分を調べたところ、茎の維管束が形成されていたことから、これらの遺伝
子は、根の幹細胞が分化していく運命を茎へと変えたと考えられる。本来の機能
としては、茎頂の幹細胞分化過程に関わっているものと予想される。
演題2
農業は収益性が低い産業であるが、食料を確保するためにはその維持が是非とも
必要である。また、環境保全の意味でも農業は意味を持つ。一方、化石資源の大
量消費に伴う気候変動の回避は人類の喫緊の課題であり、再生可能エネルギーの
生産が世界的に行われている、我が国では、再生可能エネルギーに適した土地が
限られている。もし、農業生産を落とさずに、農地を利用して再生可能エネルギー
の生産が可能になれば、農業収益を大きく向上させ、かつ、大幅に再生可能エネ
ルギーを導入することが可能になる。今、産学が連携して、「農業と再生可能エ
ネルギー生産の両立」に関する取り組みが始まっているので、その現状を紹介す
る。
問合せ先 植物成長制御
梅田 正明 (mumeda@bs.naist.jp)

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