末次 志郎 教授
ご自身の研究内容やその面白さについて教えてください。
研究内容：細胞生物学、生化学、生物物理学領域とデータサイエンスを組み合わせた領域になります。細胞の複雑な構造がどうやってできているか、また、どうやって変化するか、一つ一つ解明していきます。
面白さ：細胞の複雑な構造がどうやってできているか、思ってもみないような仕組みや振る舞いがわかること。
研究現場の苦労や楽しみについて教えてください。
実験する場合は、こうなると思って実験するのですが、思っていたことと違う実験結果が出た場合は、苦しいです。思っていたことと違うことが起こった理由を見つけることができ、うまく説明できる方法や仮説を考えて、それらが証明できた時が、嬉しいです。
期待される成果や社会的意義について教えてください。
細胞はいまだに人工的に作ることができないことから、まだ未知の仕組みが多数隠れていると考えられ、それらを明らかにしていくことが、大切であると思います。その中から、新しい材料や応用が生まれると思います。
これから受験する学生へ一言応援メッセージ
研究するためには、何がわかっているか知っておくことが大切ですので、教科書を勉強して知識の体系を身につけてください。
研究室を志望するにあたり、勉強をする上で、おすすめのサイト、本、総説などを教えてください。
細胞膜形態形成に関わるタンパク質と細胞骨格制御の研究
http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2015/06/86-05-14.pdf
リフレッシュ方法は何ですか？
外で活動すること。