水多 陽子 特任准教授 MIZUTA Yoko
教員インタビュー
- ご自身の研究内容やその面白さについて教えてください。
- 被子植物の生殖過程を研究しています。顕微鏡を駆使して、オスの花粉がどのように受精能力を獲得し、メスを確実に見つけて受精するのか、そのしくみを研究しています。顕微鏡の中に誰も見たことがない光景が広がったときは、生命の神秘にちょっとだけ触れられた気がして、とても感動します。
- 研究現場の苦労や楽しみについて教えてください。
- 顕微鏡室は真っ暗なので、観察に夢中になってお昼を忘れたり、終電を逃したりすることもあります。生きものが相手なので予想通りにいかないこともありますが、それも生物学実験の醍醐味です。
- 期待される成果や社会的意義について教えてください。
- 被子植物の受精の成否は食糧やエネルギーの生産に直結します。生殖細胞の発生メカニズムを理解し、受精を制御できれば、異常気象などの高ストレス環境下でも安定して種子を生産できるようになります。また、不稔の原因解明や種子稔性の回復など、農業や環境への応用も期待できます。
- これから受験する学生へ一言応援メッセージ
- 生命という不思議な存在は、精密さと曖昧さの絶妙なバランスの上に成り立っています。植物は何を感じ、どのように進化し、その命を繋いでいるのでしょうか。植物の繁栄を支える生殖のミステリーに、私たちと一緒に挑んでみませんか?
- 研究室を志望するにあたり、勉強をする上で、おすすめのサイト、本、総説などを教えてください。
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- テイツ/ザイガー 植物生理学・発生学 ISBN 978-4-06-153896-2
- 日本植物生理学会みんなのひろば
- リフレッシュ方法は何ですか?
- 鉱物収集、DIY、読書、子供との会話
奈良先端科学技術大学院大学