松田 泰斗 准教授 MATSUDA Taito
教員インタビュー
- ご自身の研究内容やその面白さについて教えてください。
- 私の研究は、主に神経再生や脳機能修復を目指した基礎研究を行っています。例えば、老化した神経幹細胞を若返らせる新しい方法や、iPS細胞から特殊な神経細胞を誘導する技術を開発しています。この研究の面白さは、細胞や遺伝子が持つ潜在能力を引き出すことによって、新たな治療法の可能性を見いだせる点です。また、脳科学の未解明な部分に挑むことにも大きなやりがいを感じます。
- 研究現場の苦労や楽しみについて教えてください。
- 苦労する点は、実験結果が必ずしも期待通りにならないことです。また、成果を得るまでに時間がかかることです。例えば免疫担当細胞から神経細胞への分化転換を誘導した研究では、着想から論文公開まで8年かかりました。その代わり、論文公開後の国内外の反響はすさまじく、怖いと感じるくらいでした。
- 期待される成果や社会的意義について教えてください。
- 研究が進むことで、神経疾患や老化による機能低下に対する新しい治療法が生まれる可能性があります。これにより、患者さんやその家族の生活の質を向上させることを目指しています。
- これから受験する学生へ一言応援メッセージ
- ぜひ我々と一緒に研究しましょう。
- 研究室を志望するにあたり、勉強をする上で、おすすめのサイト、本、総説などを教えてください。
- 我々の研究室の論文を読んでいただきたいです。 でもまずは、今所属されている大学で、研究室に配属されている方は、その研究に没頭することの方が大事だと思います。我々の研究室配属時に、神経科学分野の知識は必ずしも求めていません。
- リフレッシュ方法は何ですか?
- 家族と過ごすことです。家族といるときに突然いいアイディアを思い付くことが多いです。
奈良先端科学技術大学院大学