受験生の方へ 在学生の方へ 教職員の方へ 地域・一般の方へ 企業・研究者の方へ

奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス領域

Seminar セミナー情報

Tregと樹状細胞による免疫制御

演題
Tregと樹状細胞による免疫制御
講演者
山崎 小百合 博士(名古屋市立大学大学院
医学研究科・免疫学教室)
使用言語
日本語
日時
2026年6月23日(火曜日) 17:00~18:30
場所
バイオサイエンス大講義室 (L11)
内容

免疫は文字通り疫から免れるために生体に備わっている防御システムです。今では免疫系は、疫、つまり、感染症、との戦いのためのみでなく、多くの病気に関わることが判明しています。そのため、免疫を制御する方法の研究は、色々な疾患の新しい治療法につながるので大変重要です。昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大阪大学特別栄誉教授の坂口志文先生は、自己免疫、腫瘍免疫、移植免疫、アレルギーなど、色々な免疫反応を抑制する制御性T細胞を発見されました。大変有り難いことに、私はストックホルムでのノーベル賞授賞式に坂口先生の公式のゲストとしてお招きいただきました。2011年にノーベル生理学・医学賞を受賞された米国ロックフェラー大学教授 Ralph Steinman先生は、自然免疫と獲得免疫をつないで免疫応答をコントロールする特別な抗原提示細胞である樹状細胞を発見されました。制御性T細胞と樹状細胞はお互いに働きかけ、多様な場面で免疫のコントロールをしていることを私たちはこれまでに見出してきました。最近の制御性T細胞と樹状細胞の研究についてご紹介すると共に、ノーベル賞受賞の恩師お二人に共通する素晴らしさもご紹介できればと思います。

問合せ先
機能ゲノム医学
石田 靖雅 (ishiday@bs.naist.jp)