NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス領域

セミナー情報

植物のNLR受容体ネットワークの進化と免疫誘導機構

演題 植物のNLR受容体ネットワークの進化と免疫誘導機構
講演者 安達 広明 博士(センズベリー研究所 博士研究員)
使用言語 日本語
日時 2021年1月19日(火曜日) 09:30~10:15
場所 開催はZoomによる電子開催です。
参加をご希望の方は、別途ZoomのURLをお知らせいたしますので、bsjimu-kyomu@bs.naist.jp まで、
参加希望の旨をご連絡ください。
内容

 植物は病原微生物に由来する様々な分子を認識し、免疫応答を引き起こす。この認識に関わるNLR受容体は、植物だけでなく動物の免疫応答にも関っており、植物では最も多様化した遺伝子ファミリーとして知られる。近年、植物のもつ多くのNLR受容体が、複雑な受容体ネットワークを形成して機能することが分かってきた。しかしながら、NLRネットワークが分子レベルでどのようにして免疫応答を誘導するのかはほとんど明らかになっていない。本研究では、ナス科植物に広く保存されたNLRネットワークを構成するNRCタンパク質に着目し、植物の免疫受容体ネットワークの進化とNLRが免疫応答を誘導するメカニズムの解明を目指してきた。本セミナーでは、(1)植物種を超えてNLR受容体に保存され、免疫応答の誘導に必須なMADAモチーフの発見に関する研究と、(2) NLR遺伝子の植物ゲノム間比較により得られた、NLR活性複合体に保存された機能の予測について最新の情報を紹介したい。

問合せ先 植物細胞機能
橋本 隆 (hasimoto@bs.naist.jp)

一覧へ戻る