セミナー情報

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細胞時計の挙動からわかる植物の生体システムの特徴

演題 細胞時計の挙動からわかる植物の生体システムの特徴
講演者 小山 時隆 博士(京都大学理学研究科植物学教室 准教授)
使用言語 日本語
日時 平成29年9月1日(金曜日) 15:30~16:30
場所 大セミナー室
内容

多細胞体を形作る個々の細胞の振る舞いは、植物全体をすりつぶしてしまっては分からなくなってしまう生物学上の大きな問題です。
小山博士は「植物は細胞の個性をどこまで認めるか?」という非常に興味深い未開拓のテーマに取り組まれています。彼はウキクサのもつ生体時計をモデルとして、日常環境(24時間ぐらいの周期性)では、矯正可能な範囲での細胞の個性が許されていることを示しています。また、日常環境以外の周期性を与えると、個性が顕在化して、全体性を揺るがすようになり、それを補正する仕組みがはたらくようです。生物時計をとおして「日常環境と非日常環境とは?」、「全体性と個性とは?」について、考え直す非常によい機会になることと思います。
また、セミナーでは、ウキクサを用いた応用研究についてもかんたんに論じてくださる予定です。

問合せ先 花発生分子遺伝学
伊藤 寿朗 (itot@bs.naist.jp)

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