セミナー情報

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新しい評価系を利用した細菌の病原性の理解

演題 新しい評価系を利用した細菌の病原性の理解
講演者 垣内 力 博士(東京大学大学院薬学系研究科)
使用言語 日本語
日時 平成29年8月21日(月曜日) 13:00~14:00
場所 研修ホール(学際融合領域研究棟2号館1階)
内容
病原性を持つ細菌はヒトの体内に侵入し、免疫システムに抵抗しながら増殖してヒトに危害をもたらす。一方、土壌などの環境やヒトの体には、病原性を持たない細菌が多数存在している。細菌の病原性の有無を決定づける基本原理は未だ十分には理解されていない。細菌の病原性発現に関わる因子群を明らかにするためには、ヒト以外の動物を代替モデルとした感染実験、もしくは試験管内の実験において細菌の病原性を評価する必要がある。我々は、細菌の病原性の新しい評価系として、カイコ(昆虫)を用いた感染モデル、ならびに、細菌の移動能力の評価系を構築し、近年明らかになった細菌のゲノム情報を利用して細菌の病原性に関わる因子を同定してきた。本セミナーでは、これらの因子群から見えてきた細菌の病原性制御機構について紹介する。また、細菌の病原性の成り立ちを明らかにするため、非病原性細菌を病原性細菌へと人為的に進化させる系を構築したので、併せて紹介したい。
問合せ先 植物細胞機能
橋本 隆 (hasimoto@bs.naist.jp)

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