H.Y. さん/博士課程2年
奈良先端大のバイオ領域を選んだ理由は何ですか?
学部の講義で先生が奈良先端大との共同研究成果を紹介したことが奈良先端大を知ったきっかけでした。
学部時代に在籍していた大学にはない最先端の機材がそろっているということで、それを駆使した研究を行いたいと思ったのがきっかけです。
バイオサイエンス領域のどんなところが良いですか?
実験設備が充実していることが非常にいいところだと思っています。研究室内だけでなく、共通機器で非常に高価な機材を使うこともあり、他ではなかなか取り組めない実験も立案から実行までスムーズに進められる点に満足しています。
どのような研究をしていますか?
脊椎動物の発生モデルであるゼブラフィッシュを用いて、感覚器官の形成、再生メカニズムを明らかにする研究をしています。特定の細胞を蛍光タンパク質で標識するトランスジェニックゼブラフィッシュを作り、生きたままその蛍光を観察する「ライブイメージング」をよく行っています。細胞がダイナミックに変化するところは見ていて生命の神秘を感じます。
研究室の雰囲気はどうですか?
スタッフを含め、全員がコミュニケーションをとりやすい人たちだと思います。小さなデータから、気づけばディスカッションを数十分してしまうこともあるほど、研究活動を楽しめる雰囲気があると思います。
奈良先端大周辺のおすすめスポットを教えて下さい!
少し遠いですが、富雄周辺のラーメン屋はおいしい店が多いです。
自分の考える奈良先端でうまく生活するコツは?
とにかく自分からやりたいことをアピールすることだと思います。
寮の住心地は?
寮は少し狭いです。住んでいれば慣れます。
座右の銘は?
人間万事塞翁が馬
自画自賛してください。
顕微鏡でゼブラフィッシュの稚魚を見たとき、誰よりも早く側線を見つけることができます。
(2022年6月 掲載)
※掲載内容はインタビュー当時のものです。