T.N. さん/修士課程2年
奈良先端大のバイオ領域を選んだ理由は何ですか?
大学学部時代は生命科学の動物分野を専門にしていたので、そのまま専門に近いバイオ領域が最も自分に適していると考えたからです。
現在は学部時代とは打って変わって植物に主軸を置いていますが、それも奈良先端大のバイオ領域が専門外の学生も快く受け入れてくれる事と、植物の分野に強いという噂を聞いた事が大きかったと思います。
バイオサイエンス領域のどんなところが良いですか?
設備がかなり充実していて、全体的に広々としていて心地良い印象があります。学部時代はクリーンベンチや共焦点レーザー顕微鏡を複数の研究室で取り合うような事が頻繁にありましたが、奈良先端大のバイオ領域は各研究室に設備が沢山あるので、そのような事があまり起こりません。
また、研究室は各階層につき2つのウイングに完全に分離しているので、遠慮せずに広々と実験できる環境がとても自分好みに感じます。
どのような研究をしていますか?
まだ個人的に本格的な研究は始まっていませんが、研究室ではDNA倍加によるバイオマス・食料の増産などの研究も行っています。
私は元々癌治療に興味があって、植物はがんを作らないという知見に面白さを感じているので、植物の研究を通して、がんの回避寿命の延長に繋がる研究も展開していきたいと考えています。
研究室の雰囲気はどうですか?
めちゃくちゃ先輩やスタッフさんたちが優しくて、積極的に話しかけてくださいます。
研究内容についてはもちろん、講義のレポート作成や発表資料の作成、課題論文の和訳後解釈のサポートなど、聞けば一緒に考えてくださるので、安心感がすごいです。
研究室内も、時に賑やかで、集中するときは集中出来る、メリハリの効いた雰囲気です。
座右の銘は?
雨垂れ石を穿つ
「これは他の人が経験したことがないだろう」ということがあれば教えて下さい。
読売新聞社創作文コンクールの中学生の部で大阪府知事賞受賞
(2023年7月 掲載)
※掲載内容はインタビュー当時のものです。