メディカル生物学分野 Biomedical Science

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機能ゲノム医学研究室では、教員2名(石田、重岡)が力を合わせ、免疫系や神経系で重要な働きを持つ遺伝子の生理機能や病気への関わりについて、研究を進めています。

研究テーマ

  1. PD-1の生理機能に関する研究
  2. 神経細胞軸索中での局所翻訳に関する研究
分子免疫制御研究室では、ウイルスや細菌に対する自然免疫応答について研究をしています。自然免疫は免疫反応の入り口であり、炎症反応や獲得免疫の誘導に必要な生体防御です。私たちは自然免疫の仕組みの解明を通して、ワクチン開発や自然免疫の破綻により生じる炎症性疾患の治療に繋げていきたいと考えています。

研究テーマ

  1. 自然免疫受容体を介したシグナル伝達経路の解析
  2. 新たな自然免疫認識機構や炎症誘導機構の解析
  3. 新たな免疫制御法の確立
タンパク質や脂質の組み合わせによる細胞の構築とその破綻による疾患形成を研究します。

研究テーマ

  1. 細胞膜の形態を形成するタンパク質と細胞膜の形態に依存した細胞内シグナル伝達、特に細胞のがんとの関連
RNAをキーワードに遺伝子発現制御機構の理解を目指しています。遺伝子の異常が疾患をひきおこす仕組みの解明にもつながる大切な分野です。古典的な生化学や遺伝学に加えバイオインフォマティクス解析など、様々な技術を組み合わせ、学生が主力となって研究を進めていく研究室です。

研究テーマ

  1. miRNA発現制御機構
  2. miRNA生合成経路の多様性
  3. マダニ小分子RNAとウイルス感染症
幹細胞の分化実験は、丁寧で細かい作業をこなし、鋭い観察眼で細胞の状態を見極めつつせっせと培養し、遺伝子発現等で解析する必要がありますが、それができる人にはとても楽しい研究分野です。組織も顕微鏡で見るととても美しく感動します。

研究テーマ

  1. 胃組織の形成と疾患
  2. 肺組織の分化と組織再生
  3. ヒトiPS細胞の未分化状態の制御機構の解析
動物の器官が形成される仕組みと、その機能維持のメカニズムを研究しています。遺伝子変異マウスや幹細胞などを使って、発生や機能破綻がいつ・どこで起こるのかを細胞レベルで解明します。さらに、そこで得られた基礎科学的知見をもとに、難治性の遺伝性神経疾患に対する新たな治療法開発を目指します。

研究テーマ

  1. 幹細胞が神経分化する過程に関わるシグナル因子、転写因子の解析
  2. 中枢神経の発生時間や器官サイズが決まるメカニズムの解析
  3. 遺伝性網膜疾患をはじめ、神経難病に対する治療法の開発
異なったゲノム情報を持つ細胞が1個体の中に混ざって存在するキメラ動物は、発生工学技術により人工的に作られる動物モデルです。このようなキメラ動物は、これまで遺伝子の機能解析をはじめとした生命科学研究の発展に貢献してきました。私たちの研究室では、キメラ動物を用いて、個体発生、臓器形成のメカニズムを知り、再生医療につながる研究をしています。

研究テーマ

  1. 異種キメラを用いた臓器形成モデル
  2. 新規動物モデルの開発

Biosystem Dynamics
生命システム動態

松井 貴輝
MATSUI Takaaki

松井先生の顔写真
生命システム動態研究室では、細胞から組織、そして個体に至る生命現象を「生命動態」として捉え、ライブイメージングを基盤に、その時空間的変化を可視化・定量化しています。実験による観測とデータ解析に加え、数理・情報科学的手法を融合することで、複雑な生命システムがどのように成り立ち、機能しているのかという原理に迫る研究と教育を推進しています。

研究テーマ

  1. 老化のメカニズムの理解と抗老化への挑戦
  2. 器官再生メカニズムの理解
  3. 細胞ダイナミクス計測システムの利用と改変