植物科学分野 Discipline of Plant Biology

Plant Cell Function
植物細胞機能

植物の環境応答や生存戦略を研究します。

橋本 隆
Takashi Hashimoto

橋本先生の顔写真
環境ストレスに応答した微小管細胞骨格の再編制御
  1. 乾燥・塩ストレスのシグナル伝達機構
  2. 植物細胞の形づくりとその意義
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Plant Developmental Signaling
植物発生シグナル

中島先生の顔写真
環境に応答した植物のダイナミックな成長や生殖細胞の形成メカニズムを、ライブイメージングや計算機シミュレーションを駆使して明らかにします。

中島 敬二
Keiji Nakajima

  1. 植物の成長ダイナミクスはどのように制御されているのか
  2. 植物の生殖細胞はどのように作られるのか?
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Plant Metabolic Regulation
植物代謝制御

  1. 有用バイオマス植物の開発
  2. 植物の力学的最適化メカニズムに基づく基盤技術の開発
  3. 植物の膜系細胞小器官による物質輸送制御
道管細胞分化のマスター転写制御因子VND7。当研究室ではVND7の活性化による道管細胞分化誘導実験系を確立しています。この系を用い、植物細胞壁の生合成や制御に係る遺伝子の解明に取り組んでいます。

出村 拓
Taku Demura

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持続可能社会の構築に向けて、様々な取組が進められています。その中で、植物由来の木質などのバイオマスの生産性の向上や有効利用 への期待が高まってきました。私たち植物代謝制御研究室では主に木質バイオマスの生産制御のメカニズムや物性、力学的特性を明らかにし、実用植物へ応用するとともに構造建築物への適用にも取り組みます。
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Plant Growth Regulation
植物成長制御

  1. DNA倍加の誘導機構
  2. 環境ストレスに応答した細胞増殖の一時停止機構
  3. 幹細胞の再生・維持機構
植物の成長の仕組みを理解することが、食糧やバイオマスを増産するためのブレークスルーにつながります。植物がもつ隠れたパワーを一緒に発見し、持続可能な社会の実現に貢献しましょう!
植物の器官サイズやストレス応答を制御する仕組みを紐解くことにより、植物バイオマスを増産するための新規技術を開発し、二酸化炭素吸収量の増加や食糧・環境問題の解決に貢献します。

梅田 正明
Masaaki Umeda

梅田先生の顔写真
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Plant Stem Cell Regulation and Floral Patterning
花発生分子遺伝学

奈良先端大を日本の花発生研究の中心地に!
私たちが毎日、口にする穀物や果物はすべて花の産物です。自然の不思議さを感じる心を大切に、とびきりおもしろくて役にたつ花研究を一緒に、世界に発信しましょう。

伊藤 寿朗
Toshiro Ito

伊藤先生の顔写真
  1. 幹細胞の増殖・分化・老化の制御機構
  2. 環境応答と記憶・忘却の制御機構
  3. 有性生殖におけるエピジェネティック制御機構
シロイヌナズナの花発生と花弁の増える変異体。植物はメリステムとよばれる領域に自己複製能および全能性を持つ幹細胞を維持している。花のメリステムは無限成長はせず、花発生の過程で増殖停止する。
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Plant Physiology
植物生理学

  1. 概日時計を介した光周性花成の理解と制御
  2. 概日時計の機能解明
  3. 高い時空間分解能での解析を可能にする新規技術の開発
シロイヌナズナにおける概日時計の器官特異性。細胞どうしの強い共役により高い同調性をもつ茎頂の概日時計は、根の概日時計にシグナルを伝達し概日リズムを制御している。また、最近では時計タンパク質そのものが地上部から根へと輸送され、時間情報を伝えていることを明らかにした。
遠藤先生の顔写真

遠藤 求
Motomu Endo

植物がどうやって時間や季節を測っているのか知っていますか?知りたくないですか?知りたいですよね?
植物が時間や季節を測る仕組みを理解するだけでなく、そうした情報を使って植物がどうやって、より良く生きているのかを明らかにします。
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植物免疫学 Plant Immunity

  1. 植物が病原菌と非病原菌を識別する生体防御システムを明らかにする。また、植物が環境変動に応じて免疫システムを調節しながら、微生物共生を活用して環境適応を進める仕組みを明らかにする。
  2. 免疫応答の活性化に伴い多くの遺伝子の発現をすばやく同調的にオン・オフする仕組みや、免疫活性化を記憶して次の刺激に対する応答をスムーズにする仕組みを明らかにする。
  3. 植物と共生微生物(エンドファイト)の相互作用の意義や分子基盤を明らかにするとともに、植物と共生するマイクロバイオームの実態や役割、それを制御する仕組みを明らかにする。
植物と微生物の関係性(共生か病害・防除かなど)は環境条件に大きく依存します。私たちは、植物の生存や作物生産を左右する、植物・微生物・環境因子の相互作用メカニズムについて解明に取り組んでいます。

西條 雄介 Yusuke Saijo

西條先生の顔写真
植物は、共生菌の助けを借りて様々な環境に適応している一方で病原菌から身を守る必要があります。それを可能にする植物の免疫システムや、その進化をもたらした微生物の感染戦略を明らかにしていきます。また、研究成果を環境保全型農業の推進にもつなげていきます。
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Plant Symbiosis
植物共生学

寄生植物は世界各地で大きな農業被害をもたらしています。モデル寄生植物を使った遺伝学的研究や細胞生物学的な研究手法を用いて、寄生の分子メカニズムを解き明かし、寄生植物による農業被害の軽減を目指します。他の病害生物や共生微生物と植物の相互作用も研究しています。不思議な生き物を研究したい人、歓迎します。
吉田聡子先生の顔写真

吉田 聡子
Satoko Yoshida

ストライガ(ピンクの花)に寄生されたソルガム畑(スーダン)
  1. 寄生植物の吸器形成遺伝子の単離と解析
  2. 植物間の低分子化合物を介したコミュニケーション
  3. 寄生植物ゲノムはどう進化したか?
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Bioengineering
バイオエンジニアリング

バイオテクノロジーによる社会貢献を念頭に、植物で効率的にバイオ医薬品などの有用物質を生産させるための基盤技術開発を行っています。

加藤 晃
Ko Kato

加藤晃先生の顔写真
  1. 導入遺伝子の高発現に関わるエレメントの単離と改良
  2. 人工遺伝子の設計
遺伝子発現の流れ。遺伝子発現の各ステップを最適化するために、それぞれの制御過程を詳細に解析し、高発現に関わる配列エレメントの単離と改良を行っています。
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Plant Secondary Metabolism
植物二次代謝

植物は、どのようなメカニズムで様々な代謝物を産生しているのでしょうか?私たちは、自然界に広く分布する植物二次代謝物の多様性に関わる遺伝子を特定し、 その機能を解明する研究を行っています。
峠先生の顔写真

峠 隆之
Takayuki Tohge

様々な植物や作物を用いた植物代謝のオミクス統合解析
  1. 植物代謝の多様性解析とストレス防御機能の解明
  2. 種間比較オミクス解析と新機能分化機能ゲノミクス
  3. 環境ストレスや栄養欠乏生育下の代謝変動解析
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