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奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス領域

Seminar セミナー情報

超並列DNAシーケンサーによる分子・細胞計測技術の跳躍

演題
超並列DNAシーケンサーによる分子・細胞計測技術の跳躍
講演者
谷内江 望 准教授
(東京大学, 先端科学技術研究センター)
使用言語
日本語
日時
2015年7月22日(水曜日) 15:00~16:00
場所
大セミナー室
内容

次世代シーケンシング技術はパーソナルゲノムのインパクトとともに、 短鎖 DNA リードを大量に解読できるという特性が DNA バーコードという考え方によって様々な細胞のフェノタイピングを高速化した。 今回の講義では、 はじめに (1) ハイスループットバイオロジーにおける DNA バーコードの様々な利用に触れたあと、 (2) 複数の条件下でタンパク質ネットワークや複数の因子が関わる細胞のフェノタイピングを高速に測定するために私達が開発した 「バーコードフュージョン法」 を紹介する。 またDNA バーコードを利用して (3) 細胞分化などの不均質な細胞集団の動態や発生を一斉にトラックする手法と (4) 1 細胞レベルで細胞内トランスクリプトームを一斉に計測する手法を解説し、 生体分子バーコードを利用した様々な最新の研究に触れる。
問合せ先
システム微生物学
森 浩禎 (hmori@gtc.naist.jp)