セミナー情報

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植物のRNA結合タンパク質ファミリーPPRによる転写後修飾システム

演題 植物のRNA結合タンパク質ファミリーPPRによる転写後修飾システム
講演者 藤井 壮太 博士(京都大学 理学研究科 特別研究員)
使用言語 日本語
日時 平成26年1月22日(水曜日) 13:30~14:30
場所 L12会議室
内容
2000年,植物からPentatricoPeptide repeat(PPR)と呼ばれる特異的RNA結合タンパク質モチーフが発見された.この保存性の緩い35アミノ酸の配列がどのような法則性(PPRコード)でRNA塩基を識別して結合するのかは分子生物学的に興味深いテーマであり,さらに産業への応用も期待できる.私達はこれまでPPRモチーフのRNA認識結合能力を決定するアミノ酸残基の特定に取り組んできており,近年そのPPRコードを解明することができた.さらにRNA認識機構の解明から,PPRとその標的RNA配列の共進化についても解析ができるようになってきた.本セミナーではPPRを軸とした植物における核とミトコンドリアとの拮抗的な共進化についても議論したい.

【参考論文】
1. Fujii S, Sato N, Shikanai T. Functional partitioning of PROTON GRADIENT REGULATION 3 by the selective modulation of RNA-binding activity of each PPR motif. Plant Cell 23: 3079-, 2013.
2. Barkan A, Rojas M, Fujii S, Yap A, Chong YS, Bond CS, Small I. A combinatorial amino acid code for RNA recognition by pentatricopeptide repeat proteins. PLoS Genet. 8: e1002910, 2012.
3. Fujii S, Bond CS, Small ID. Selection patterns on restorer-like genes reveal a conflict between nuclear and mitochondrial genomes throughout angiosperm evolution. Proc Natl Acad Sci USA. 108: 1723-, 2011.
問合せ先 構造生物学
箱嶋 敏雄 (hakosima@bs.naist.jp)

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