イネの生産性の向上に向けて
—ソースとシンクの拡大—
- 演題
- イネの生産性の向上に向けて
—ソースとシンクの拡大— - 講演者
- 牧野 周 教授(東北大学大学院 農学研究科)
- 使用言語
- 日本語
- 日時
- 2013年12月16日(月曜日) 15:30~16:30
- 場所
- 大セミナー室
- 内容
- 光合成の改変による作物の生産性の向上は古くからの農学の主要テーマであるにもかかわらず、いまだに実現していない新しいテーマでもある。イネの 光合成機能の改善に向けて、演者らが行ってきた光合成炭酸固定酵素Rubiscoの量的な増強と適量化の試みの研究例を紹介し、次にイネ大粒品種 によるシンクの拡大で、精玄米収量1 t/haの増収に成功した圃場レベルでの実験例を紹介する。そして、その多収要因を解析し、ソース・シンク両面からのイネの生産性向上にむけての問題点と 方向性を考察する。
- 問合せ先
- 分化・形態形成学
横田 明穂 (yokota@bs.naist.jp)