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生物多様性に関わる国際取り決めと学術研究の関係

演題 生物多様性に関わる国際取り決めと学術研究の関係
講演者 渡邉 和男 教授(筑波大学 遺伝子実験センター 生命環境系)
使用言語 日本語
日時 平成25年10月11日(金曜日) 16:00~17:00
場所 大セミナー室
内容
生物遺伝資源の取り扱いについて下記の概況を話題提供する。
 
1)関連国際法がどのように存在するか:CBD, CBD-NP, FAO IT PGRFA, UPOV,IPPC, CITES, CMS, TRIPS, WIPOなどの概要。
2)海外での国内手続き実情:特に、実務問題(biosafety, 遺伝資源のPICやMAT, 相手国の入国管理法遵守等)は単なる手続きではない。個別の交渉であり、またノウハウも必要。
3)世論や第3者への配慮の必要性:Misappropriation(biopiracy)といわれないようにするには?
4)科学技術が総意の認識ではない:各国が定める生物多様性や遺伝資源の意味は?諸国では、日本の学者が認識している範疇で遺伝資源は捉えられていない。
5)遺伝資源アクセスとは?:見るだけでもアクセス。情報得るのもアクセス。
6)遺伝資源譲渡とは:もらうだけではなく、NBRPのように提供する場合の責任の所在も必要。
7)材料譲渡契約書の充実:定番の推奨文書があっても、相手方のルールと対照させる再吟味必要。
8)日本国内法ができる:情報提供よりは、国内法に本当に対応できるのか? の各学術機関や学会の管理機関としての問題点。
9)国内保護:外国人にとっては、日本は協同草狩り場状態。
10)生物種、セクターごとの違いがあることの認識必要:各論での注意。
問合せ先 植物代謝制御
出村 拓 (demura@bs.naist.jp)

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