セミナー情報

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SOD1構造変化を介した小胞体ストレス応答の生理的・病理的意義

演題 SOD1構造変化を介した小胞体ストレス応答の生理的・病理的意義
講演者 西頭 英起 博士 (東京大学大学院薬学系研究科細胞情報学講座)
使用言語 日本語
日時 平成23年1月13日(木曜日) 00:00~
場所 バイオサイエンス研究科 L12会議室
内容

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因として130種類以上ものSOD1遺伝子変異が報告されている。私達はこれまでに、ほとんどの変異型SOD1が共通に標的とする分子として、小胞体からのタンパク質分解に関わるDerlin-1を同定し、変異型SOD1-Derlin-1結合に伴い小胞体ストレス依存的運動神経細胞死が惹起されることを見いだした。このDerlin-1機能阻害は、これまで不明であったALS発症に共通する一分子メカニズムであると考えている。一方その結合様式解析から、野生型SOD1には構造的に隠されたDerlin-1結合領域が存在したことから、様々な細胞環境変化を検討した結果、ある細胞ストレス下で野生型SOD1が構造変化しDerlin-1と結合し、小胞体ストレス応答が惹起されることを見いだした。本セミナーでは、SOD1-Derlin-1結合による小胞体ストレスの生理的・病理的意義について報告したい。

問合せ先 動物細胞工学講座
河野 憲二 (kkouno@bs.naist.jp)

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