研究室・教員

卒業生の声 - 拡がるNAIST遺伝子 -

杉田(小西) 左江子 さん

就職先
香川大学 植物分子育種学研究室 准教授
修了年度
1996年度(修士) 植物分子遺伝学

苦楽を共にした友は、一生涯の友になる

杉田(小西) 左江子さんの近況写真

私は、バイオサイエンス研究科の2期生として、奈良先端大に入学し、博士前期課程の2年間を、植物分子遺伝学研究室で過ごしました。卒業後は、つくばにあるイネのゲノム研究を行っている研究所に就職し、お米の起源に関する研究を行っている中で、論文をまとめる機会を頂き、奈良先端大で博士号を取得させて頂きました。その後、農林水産省の農業生物資源研究所のポスドクを経て、現在、香川大学農学部の教員をしています。

大学院生活は、全国から結集された新進気鋭の先生方に、中身の濃い授業と実習を行って頂き、バイオサイエンス研究のイロハを指導して頂きました。植物分子遺伝学研究室に分属後は、週に1度のミーティングで実験結果を報告する為に、朝から晩まで、実験三昧だった様に思います。研究だけでなく、遊びも一生懸命といった雰囲気のラボで、研究発表後には、恒例のカラオケ大会もあり、多方面のラボとの横の交流もさかんで、たくさんの刺激を受けました。振り返ると、非常に内容の濃い2年間だったな、と懐かしく思います。「苦楽を共にした友は、一生涯の友になる」と言いますが、まさにその通りで、奈良先端大時代の同輩とは、現在も親交が続いています。

現在は大学の教員として、学生の教育と研究の指導をさせて頂いており、久しぶりの大学での生活を新鮮な気持ちで過ごしています。研究だけでなく教育も担うので、責任もありますが、その分これまでとは違ったやりがいがあります。今までは、研究所で勤務していた事もあり、 かなり恵まれた環境だった事を、今更ながらに感じます。 以前は業務課といって、研究材料の育成などをサポートして下さる部署があったのですが、大学では当然ながら、予算の獲得から実験材料の育成まで、自分の研究室で全てを行わなければいけません。小さいながらも、一国一城の主となったわけで、学生さんや同じイネを材料としている研究室と協力しながら、少しずつ、歩んでいる状況です。 

今後は、地方大学の特徴を活かし、オリジナリティのある研究を進めつつ、これまでに習得してきた知識や経験を、少しでも多く、学生さんに伝えていきたいと思っています。

不景気で混沌とした現代社会ですが、このHPを見て下さっている方は、色んな可能性をお持ちだと思います。どうぞ、ご自身の可能性を信じて、邁進していって下さい。 
「笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生」
笑って、学生生活や、その後の人生を過ごして頂ければ、自ずと成果は後からついてくるものです。 応援しています! 

写真の説明:「栗林公園-飛来峰-」(香川県高松市)にて

【2012年02月掲載】

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