研究室への配属
- 高専推薦
- 高専推薦で合格した学生は、原則として希望する研究室への配属が内定します。
- 一般入試
- 入試成績が優秀な学生は、希望研究室への「優先配属」の対象になります(定員 の半分まで)。その他の学生は、入学後に研究室紹介や教員との面談を通じて希 望を決定し、成績や志望度を考慮して配属が決まります。なお、内定を得た学生 も入学後の変更が可能です。
- 5年一貫コースの学生
- 希望する研究室へ優先的に配属されますが、一定の成績要件と研究室の承諾が必要です。
いずれの場合でも、希望する研究室の教員としっかり話し合い、研究室についての理解を深めるようにしてください。

シラバス
5年一貫コースの国際化教育プログラム
5年一貫コースでは、充実したカリキュラムと手厚い指導体制のもとで、国内外のアカデミアや産業界で活躍する博士人材を育成します。コースワークでは個人のレベルに合わせた授業科目を受講し、研究室では教員や一流の研究者とともに研究プロジェクトの推進を担います。また、全学生をRAとして採用し、経済的な支援を行っています。
英語学習のための基本教育
- TOEIC IPテスト
- 毎年1月にTOEIC IPテストを受験することが義務化されています。
- 英語授業科目
- 1年次~2年次にはプロフェッショナルコミュニケーションⅠ、Ⅱなど6科目から、個人のレベルに応じて2科目以上を履修します。3年次以降もレベルに応じた授業科目を受講することができます。
- 英語自習システムによる自主学習
(5年間通年) - ネット上の英語自習システム(Xreading と WordEngine)を自由な時間に利用することにより、継続的な英語学習をおこなうことができます。
国際バイオゼミナール
国際バイオ特論(1年次、2年次)/ 国際研修カテゴリー3(3年次、4年次、5年次)
第一線で活躍する研究者による、二日間の集中講義とセミナーを行います。当該分野の基礎から最先端まで、英語で学び、討論するよい機会です。
サマーキャンプ
サマーキャンプ(2年次、3年次、4年次)/ プロジェクトマネジメントカテゴリー2(4年次)
国際的な研究活動に必要なプレゼンテーション能力や英語で議論する力の育成のために5年一貫コースの学生が毎年8月に研究成果の発表並びに討論を英語で行います。
海外ラボインターンシップおよび海外語学研修
海外ラボインターンシップ(研究留学)および海外語学研修(海外英語研修(3年次))(現在休止中)
カリフォルニア大学デービス校、あるいは海外語学学校での1ヶ月間の研究室滞在プログラムです。
UCDリトリート(不定期)
国際研修(4年次)
カリフォルニア大学デービス校生物科学部の大学院生を対象とした「MCB Training Grant Retreat」に、サマーキャンプ、国際学生ワークショップで特に優れた発表、質疑応答を行った学生2名を選抜して派遣するプログラムです。
国際会議での英語口頭発表
国際研修カテゴリー1(3~5年次)
一定の条件を満たす国際会議での英語口頭発表に対し「国際研修」の単位を認定します。英語によるプレゼンテーション能力の向上と、研究成果の国際発信をエンカレッジします。 所定の書式(学内専用)を用いて単位の認定を申請してください。
国際バイオゼミナール
国際社会で活躍できる研究者を養成するための先進的国際教育カリキュラム ( 博士後期課程授業 ) の一環として、国際バイオゼミナールを開講しています。
英語を使って研究上の議論を行うために必要なコミュニケーション能力を習得することを目的とします。 カリフォルニア大学デービス校生物科学部 ( UCD-CBS ) などの英語圏の大学等の教員・研究者により、二日間の集中講義と英語による議論を行います。 学生は、講義の内容に関する英語論文を事前に読解・学習し、キーワードやコンセプトを理解した上で講義に臨みます。 講義は少人数クラスのゼミ形式となっており、学生の主体的・積極的な取り組みを奨励します。
※「国際バイオゼミナール」の履修により、「国際研修」の単位が賦与されます。

サマーキャンプ
国際的な研究活動に必要なプレゼンテーション能力や英語で議論する力の育成のために、博士後期課程学生や後期課程進学予定の前期課程学生が毎年一回、研究成果の発表並びに討論を英語で行います。また、サマーキャンプではアドバイザーヒアリングも実施し、研究実験の単位認定と成績評価を行います。

海外ラボインターンシップおよび海外語学研修
博士後期課程D1学生のうち、十分な基礎英語力があると認められる者をカリフォルニア大学デービス校に派遣し、米国での先進的な研究教育現場での体験を通じて、バイオサイエンス領域での研究活動に必要な英語での国際的なコミュニケーション能力の向上を図ります。
米国カリフォルニア大学デービス校生物科学部のホスト研究室に約4週間滞在し、実際に研究実験に携わったり、教員・学生との議論やゼミでの口頭発表を行います。また、デービス校エクステンション教育施設において英語によるディスカッションの技法等を学びます。研修期間を通じてデービス市内の一般家庭にホームステイするため、米国の文化や生活習慣、コミュニケーションなどの理解を深める経験ともなります。

※「海外ラボインターンシップ」の履修により、「研究留学」の単位が賦与されます。
また、各研究室の海外共同研究先等(大学や公的研究機関等)に滞在し、研究活動を行うことにより、同等の単位を申請することができます。海外語学研修では、ハワイ大学マノア校のキャンパス内で開講されている、約4週間の語学プログラム(HELP: Hawaii English Language Program )に参加します。NAIST学生のための独自のプログラム(TOEIC対策)が提供され、語学力の向上に加え、アメリカの文化、習慣を学び、外国の大学の雰囲気などを実際に感じることができます。
※「海外語学研修」の履修により、「海外英語研修」の単位が賦与されます。
国際学生ワークショップ
バイオサイエンス領域の博士後期課程D2生を対象に、米国と中国の大学院の学生達との英語による研究交流を通じて、国際的に活躍するために必要なコミュニケーション能力を育成します。
このプログラムでは、米国・中国の大学院生と互いに研究発表を行うだけでなく、それぞれの国における研究のあり方、将来に対する考え方やキャリアなどの違いや共通性を相互に認識して、友情と国際性を育むことも目的としています。基本的にはオンラインで行われますが、現地開催となる場合もあります(不定期)。その場合、日中米の学生を混ぜて4~7名一組のルームメートを構成し、1週間の会期中は原則として英語を話しながら寝食を共にします。
※「国際学生ワークショップ」の履修により、「国際ワークショップ企画演習」の単位が賦与されます。

UCDリトリート(不定期)
カリフォルニア大学デービス校の大学院生を対象とした"MCB Training Grant Retreat"にバイオのD3学生の中から、D2時のサマーキャンプ、国際学生ワークショップで特に優れたプレゼンテーション、質疑応答を行った学生2名を選抜して派遣するプログラムです。
このリトリートは、風光明媚なレイクタホ湖畔のセミナーハウスにおいて二泊三日で開催され、UCDの学生や教員らが研究発表、ディスカッションを行います。形式張らない、リラックスした雰囲気で高いレベルのサイエンスを分かち合うという、米国アカデミア文化を体現するような行事です。
派遣された学生は、さらに研究者としてのレベルアップにつながる経験を積む事が可能です。
※「UCDリトリート」の履修により、「国際研修」の単位が賦与されます。

UCDオンラインゼミナール
本ゼミナールは、バイオサイエンス領域と海外提携校の1つであるカリフォルニア大学デービス校 生物科学部を遠隔会議システムで結び、双方の大学院生が協力して毎週1つの論文を輪読するゼミナール形式の講義です。
