名前 |
高木 博史 |
役職 |
教授 |
生年月日 |
1957年7月15日 |
本籍 |
兵庫県西宮市 |
連絡先 |
2023年4月1日より連絡先が変わりました
〒630-0192 奈良県生駒市高山町8916-5
奈良先端科学技術大学院大学 研究推進機構 発酵科学研究室
Tel: 0743-72-5601, Fax: 0743-072-5609,
E-mail: hiro[at]bs.naist.jp([at]を@に変換してください)
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学歴 |
1976年3月 大阪府立茨木高等学校卒業
1980年3月 静岡大学 農学部農芸化学科 卒業
(農学学士)シイタケグリコーゲンと動物性グリコーゲンの比較構造研究
1982年3月 名古屋大学大学院 農学研究科 生化学制御専攻 博士前期課程修了
(農学修士)ラットの生理的条件の変化による免疫担当細胞の
体内分布変動に関する研究
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学位 |
1988年9月 東京大学大学院農学系研究科農学博士
タンパク質工学的手法による枯草菌プロテアーゼ・サチライシンの構造と機能に関する研究(主査:太田隆久教授) |
職歴 |
1982年4月 味の素株式会社 中央研究所 研究員(~1992年7月)
1986年3月 Visiting Research Associate, Department of Biochemistry, State University of New York at Stony Brook (Dr. Masayori Inouye's Lab)
1992年7月 同社 食品総合研究所 研究員(~1994年6月)
1994年7月 同社 食品総合研究所 主任研究員(~1995年3月)
1995年4月 福井県立大学 生物資源学部 助教授
2001年10月 同大学 生物資源学部 教授(~2006年3月)
2006年4月 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 教授
2018年4月 同大学院大学 先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域 教授
2019年4月 同大学院大学 学長補佐(研究)・研究推進部門長(兼任)
2020年4月 同大学院大学 学長補佐(研究)・産官学連携推進部門長(兼任)
(非常勤講師)
2002年 琉球大学 農学部
2004年 北海道大学大学院 農学研究科
2005-2009, 2011, 2013, 2015, 2017, 2019年度 徳島大学大学院 工学研究科
2006年 東京大学大学院 農学生命科学研究科、福井県立大学大学院 生物資源学研究科
2011, 2014年 長浜バイオ大学大学院 バイオサイエンス研究科
2014, 2016, 2018, 2020年, 2022年 日本大学大学院 生物資源科学研究科
2016年 大阪市立大学大学院 理学研究科
2017年 岩手大学大学院 総合科学研究科
2021年 京都大学大学院 農学研究科
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研究業績 |
研究業績一覧はこちら
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主な受賞 |
1997年3月 (社)日本農芸化学会「農芸化学奨励賞」
2002年5月 (社)日本生化学会北陸支部「第7回支部奨励賞(米山賞)」
2008年3月 (社)日本農芸化学会「第5回農芸化学研究企画賞」
2016年9月 (公社)日本生化学会「JB論文賞」
2016年9月 (公社)日本生物工学会「生物工学論文賞」
2017年9月 (公社)日本生物工学会「功績賞」
2017年12月 (公社)日本生化学会「JB論文賞」
2020年3月 (公社)日本農芸化学会「日本農芸化学会賞」
2022年4月29日 令和4年春 紫綬褒章(応用微生物学研究)
(財団などの研究助成)
医薬資源研究振興会(1996年)、バイオインダストリー協会・発酵と代謝(2000年)、タカノ農芸化学研究助成財団(2001年)、天野エンザイム・酵素応用シンポジウム(2003年)、ノボザイムズジャパン(2003年)、野田産業科学研究所(2004年)、長瀬科学技術振興財団(2007年)、ニッスイ(2009年)、エリザベス・アーノルド富士財団(2009, 2010, 2013, 2016年)、すかいらーくフードサイエンス研究所(2012年)、アサヒグループ学術振興財団(2013年)、不二たんぱく質研究振興財団(2014年)、飯島藤十郎記念食品科学振興財団(2014, 2015年)、東和食品研究振興会(2014, 2018年)、旗影会(2015年)、発酵研究所(2016年)、奈良先端科学技術大学院大学支援財団(2010, 2011, 2015-2019年)など
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専門分野 |
応用微生物学、タンパク質工学 |
所属学会 |
日本農芸化学会、日本生化学会、日本分子生物学会、日本生物工学会、日本NO学会、日本蛋白質科学会、酵母遺伝学フォーラム、極限環境生物学会、酵素工学会、Society for Industrial Microbiology and Biotechnology、Society for American Baseball Research
(学会における最近の主な役職)
2013年~2015年 日本学術振興会 農学専門調査班(農芸化学)専門研究員
2011年~2012年、2015年~ 日本生物工学会理事
2015年~2016年 日本生物工学会関西支部長
2015年~2018年 酵母研究会会長
2016年~ Chair of International Commission on Yeasts (ICY) など
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コメント |
<コメント>
これまで味の素(13年)、福井県立大学(11年)、本学(2006年〜)において、「応用微生物学」と「タンパク質工学」を専門に、
(1)タンパク質工学による枯草菌プロテアーゼの機能改変
(2)酵母のストレス耐性機構の解析とその応用
(3)微生物のアミノ酸代謝調節機構の解析と生産菌の分子育種
(4)有用機能分子(微生物酵素、ε-ポリリジン、セリシンなど)の機能解析と利用などに取り組んできました。
学生時代には、多糖類やリンパ球を扱っていましたが、入社後、微生物に出会い、その巧妙な機能と無限の可能性に魅せられました。
本学では、従来のテーマに加え、関連研究室との共同研究も含めたテーマにも挑戦し、様々な微生物機能を分子・代謝・細胞レベルで解析し、理解を深めるとともに、得られた成果を有用な微生物育種、物質生産、技術開発への応用を目指しています。
教育面では、
(1)国際的・学際的研究へのチャレンジ精神
(2)テーマ設定および課題解決能力
(3)バイオ産業・同技術への強い関心
を備えた人材を育成します。
また、企業と公立大学での経験と人脈を活用し、情報発信と説明責任を忘れず、産学官や地域社会との連携も積極的に推進しています。
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趣味 |
アメリカ(野球)研究 → 特に,New YorkとHawaiiが大好きです。
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