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ゲノム機能解析特論

平成26年度

【開講時期】

通年

【担当教員】

田坂昌生、倉田哲也

【講義責任者】

田坂昌生

【教育目的・授業目標】

ゲノム情報ならびにその発現制御の解析に関する基礎から最先端のトピックスについて、植物グローバル教育プロジェクトの教官等による講義をおこなう。また、国内外で活躍する研究者を招聘したワークショップに参加し、ゲノム情報やその発現機構の解析について、研究の最前線に関する知識を習得する。本授業は、生命科学研究について様々なアプローチから総合的に現象を理解するための最先端技術の知識習得を目標としており、同時期に開講される「蛋白質機能解析特論」は本授業を相補するものとしてその履修を必須とする。

【指導方針】

ゲノム情報やその発現機構の解析を行う上での基礎から最先端までの知識を習得し、得た知識を学生が自分の研究に応用できる様に指導する。また、ワークショップに参加する事で、最新の知識を得るとともに、招待講演者や受講者間の交流を深め、生命科学に着いて自由なディスカッションをする場を提供する。本科目は、学内の履修者、および学内外の参加者(前年度に植物科学グローバルトップ教育プログラムへの参加を希望し、研究プロポーザルが受理された学生)の両方の履修者を受け入れ、それぞれ異なる基準により成績を評価する。学内の履修者は講義及びワークショップ、学内外のプログラム参加者は講義とワークショップに加え、技術講習を受講し、さらに研究発表会に参加するものとする。また、修了要件には算入されないが、後期課程学生の単位認定も行う。

【授業計画】

  • 1回(6月10日 13:30~14:00):高速シーケンサーによる解析の基礎1(講義)高速シーケンサー概略について解説する(担当:倉田 大セミナー室)。
  • 2回(6月10日 14:00~14:30):高速シーケンサーによる解析の基礎2(講義)各種高速シーケンサーの原理について概説する(担当:倉田 大セミナー室)。
  • 3回(6月10日 14:30~15:30):高速シーケンサーによる解析の基礎3(講義)シーケンスデータの情報解析の流れを概説する(担当:倉田 大セミナー室)。
  • 4回(6月10日 15:30~16:30):高速シーケンサーによる解析の基礎4(講義)様々な高速シーケンスの利用法と第三世代シーケンスについて概説する(担当:倉田 大セミナー室)。
  • 5回(6月13日 9:00~10:00):高速シーケンサーによる解析の基礎1(技術講習)高速シーケンサーから産生されるデータについての入門的な情報解析を行う(担当:倉田、情報科学研究科A207)。
  • 6回(6月13日 10:00~11:00):高速シーケンサーによる解析の基礎2(技術講習)高高速シーケンサーから産生されるデータについての入門的な情報解析を行う(担当:倉田、情報科学研究科A207)。
  • 7回(6月13日 11:00~12:00):高速シーケンサーによる解析の基礎3(技術講習)高速シーケンサーから産生されるデータについての入門的な情報解析を行う(担当:倉田、情報科学研究科A207)。
  • 8回(6月12日 13:00~14:30):大規模データ解析のための統計処理入門(基礎実習)大規模オミクスデータを統計的に処理するためのコンピューター実習(研修ホール)。
  • 9回(6月12日14:45~18:00):ゲノム・トランスクリプトームデータ解析のための統計処理(応用実習)大規模オミクスデータを統計的に処理するためのコンピューター実習(研修ホール)。

【履修条件】

蛋白質機能解析特論を同時に履修すること。技術講習(第5~7回)への参加は、前年度に研究プロポーザルを提出し、それが受理された学内外のプログラム参加者に限る。

【オフィスアワー】

設けない。

【成績評価の方法と基準】

2/3以上の講義に出席した上で、レポート内容や受講態度などにより総合的に評価する。レポートのテーマ、締め切りなどについては掲示やメールなどで通知する。

【関連科目】

蛋白質機能解析特論、植物科学特論、動物科学特論、統合システム生物学特論

【注意事項】

  • この講義に関しては、学生課に履修届は提出しない。
  • 講義責任者に直接講義の申請をして受講が認められたことをもって履修届とする。
    5月9日(月)までに申請フォームより登録を行うこと(後日受講の可否について連絡がある)。
  • 講義室等の都合で受講者数に制限があり、希望者多数の場合は先着順又は抽選が行われることがある。

■ お問い合わせ

このお知らせに関するお問い合わせ

前田順子 (jmaeda@ad.naist.jp)