新学術領域研「植物多能性幹細胞」

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令和3年度

第6回領域会議を開催しました(令和4年3月4日〜5日)

令和434日〜5日に第6回領域会議をオンラインにて開催しました。当初は3年ぶりにオンサイトで開催できることを想定していたのですが、第6波が収まらない中、オンラインに変更せざるをえませんでした。しかしながら常時80名前後、通算で100名近くの参加者があったことはオンラインならではの利点でもありました。
計画班・公募班から28件の発表がありました。最終年度ということもあり、これまでの成果をまとめて聞けたことで、それぞれの班が植物幹細胞の解明に向けて多角的・相補的に研究を進めてきたことを理解できたと思います。「植物幹細胞」は今年度で終了ですが、研究はこれからも続きます。領域で得られた研究成果と連携実績を活かし、今後の研究に繋げていくことを期待します。

 

第7回幹細胞研究会を開催しました(令和3年12月10日)

12月10日(金)に第7回幹細胞研究会をオンライン開催しました。180名を超える方に参加登録いただき、常時100名を超える方が視聴をされるという大盛況でした。ご登壇いただいた先生方、参加してくださった皆さまに改めて感謝申し上げます。今回のテーマである「幹細胞制御に関わるクロマチンおよびDNA高次構造体」を中心に、植物と動物の幹細胞の特徴と性質の解明に迫る最新の成果が発表され、予定していた時間を超える熱い議論や意見交換が交わされました。

 

第5回若手の会を開催しました(令和3年11月24日〜25日)

本領域最後の若手の会でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、昨年度に引き続きあいにくのオンライン開催となりました。今年度は、学生49名を含む総勢80名を超える方々にご参加をいただきました。中でも学部生・大学院生が発表の大部分を占め、ポスターと口頭を併用した発表形式にて活発な議論が繰り広げられました。また若手学生らによる交流会企画、先生方による特別対談も非常に盛り上がり、オンライン開催の良さを活かした大変実りある会となりました。

 

国際シンポジウムを開催しました(令和3年4月26日〜28日)

令和3年4月26日〜28日に、国際シンポジウム「Secrets of stem cells underlying longevity and persistent growth in plants」をオンラインで開催いたしました。参加者は、14か国から293名でした。これほど多数の参加者があったのはオンラインならではでした。招待講演19題(海外から17題)、若手口頭発表14題と多くの発表がありました。
シンポジウムでは植物と動物の幹細胞研究者による最新の知見が発表され、幹細胞システムに関して活発な意見交換が行われました。特に各セッションの後に用意された”Meet the speaker”セッションでは集中した研究討議が活発に行われていました。若手に進行を任せるという試みも成功だったと思います。
オンラインならではの機器関係のハプニングもありましたが、3日間を通して知的刺激に溢れたシンポジウムになりました。