特別講義 タンパク質機能解析学特論
平成20年度より、植物ユニット主催の技術講習会・ワークショップ・シンポジウムの受講が、単位として申請可能になりました。詳細は、hanerin@ad.naist.jp(秘書・赤羽容子) までお問い合わせ下さい。
<平成20年度>
- 開講時期:通年(春に6回の集中講義、秋にワークショップ・シンポジウムを行う)
- 担当教員:田坂、稲田、深尾、柳川、大津他
- 講義責任者:田坂
- 教育目的・授業目標:タンパク質の同定とタンパク質相互作用解析のための基礎から最先端のトピックスについて、植物科学研究教育推進ユニットの教官等による講義を行う。さらに、国内外で活躍している研究者を招いたシンポジウム及びワークショップに参加して、タンパク質相互作用解析のみならずライフサイエンス分野で近年話題となっている最新の研究についての知識を習得する。
- 指導方針:タンパク質相互作用解析を行う上での基礎から最先端までの知識を習得して、得た知識を学生が自分の研究に応用できるように指導する。また、シンポジウムやワークショップに参加することで、最新の知識を得るとともに、招待講演者や受講生間の交流を深め、生命科学について自由にディスカッションする場を提供する。
- 授業計画:
1回 タンパク質及びタンパク質複合体精製の基礎 柳川担当
2回 質量分析の基礎1(質量分析機によるタンパク質同定の原理) 深尾担当
3回 質量分析の基礎2(データベース解析法)、質量分析の応用 深尾・大津担当
4回 顕微鏡の基礎(光学顕微鏡、明視野顕微鏡の原理と基礎) 稲田担当
5回 顕微鏡の応用1(共焦点レーザー走査型顕微鏡・多光子レーザー顕微鏡の原理と基礎) 稲田担当
6回 顕微鏡の応用2(蛍光タンパク質、FRETについて) 稲田担当
7回 シンポジウム 最先端のイメージング技術、その応用について、外部からの講演者を招いたシンポジウム
8回 ワークショップ システム生物学など、生物科学の最先端について、外部からの講演者を招いたワークショップ - 履修条件:特になし
- オフィスアワー:設けない
- 成績評価の方法と基準:レポート(60%)と出席(40%)による。レポートは、講義の内容に基づき書いたものを講義責任者に提出し、担当教員が採点する。詳細は後日受講者に連絡する。
- 注意事項:
この講義に関しては、学生課に履修届は提出しない。
講義責任者に直接講義の申請をして受講が認められたことをもって履修届とする。
講義室等の都合で受講者数に制限があり、希望者多数の場合は先着順又は抽選が行われるかもしれないので注意すること。
時間割や講義内容、登録の案内などの詳細は5月初旬までに決まる予定であり、決定されれば学内に掲示され、また植物科学研究教育推進ユニットのホームページにも掲載される。 - 技術講習会スケジュール(6月9日~6月13日)