NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス領域

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Bio Summer Camp 2017を開催しました。

8月23日(水)〜25日(金)、13回目となるバイオサマーキャンプ2017を開催しました。今回は初めての学内開催となり、本学ミレニアムホールで行いました。これは、大学院教育の一環として、アドバイザー教員のヒアリング等による研究の推進と、英語による研究発表及び質疑応答の能力向上を主目的として毎年実施している研修です。

今回はD1とD2の博士後期課程学生47名と後期課程進学希望のM2学生13名、教員43名及び外部評価委員等からなる総勢112名が参加しました。D2学生23名は大きな会場で質疑応答も含めて一人20分の英語発表を行いました。一カ月半前から英語教育担当教員による個別指導が各個人のレベルに合わせて2回から5回、一回一時間をかけて実施された結果、本番では国際学会さながらの格段に上達した英語発表が行われました。学生が座長を行い、学生のみで行われた質疑応答も活発で、熱のこもったものとなりました。
またD1の学生はポスターセッション前に自身の研究を90秒間で紹介するポスタープレビューを行い、緊張しながらも積極的に自分の研究を聴衆にアピールしていました。学内開催となった今回は、研究室のメンバーや博士前期課程学生も参加できたため、非常に活気のあるサマーキャンプとなりました。

D2の学生は英語での口頭発表だけでなく座長も務め上げ、10月に開催予定のカリフォルニア大学と中国科学院の大学院生と一緒になって行う「国際学生ワークショップ」でのさらなる成長が期待されます。今年は中国科学院での開催となる予定です。D1とM2学生はポスター発表をミレニアムホールロビーで行い、他研究室の教員や学生とのディスカッションを通して研究の推進と交流を深めていました。これらの活動のフィードバックをもとにした改革が毎年行われ、バイオサイエンス研究科の教育プログラムが着実に成果を挙げていることがうかがえる機会となりました。

(2017年08月29日掲載)

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