私たちの指導方針

ご入学をお考えの方へ -Requirement of Students-

学生指導・教育において私たちが重要視している点はいくつかあります。1つめは、生徒の皆さん自身が研究内容に興味・自主性をもって研究に没頭できるように指導すること、2つめは、将来の連携作業や共同研究などにおける人とのつながりを築ける人材を育てること、3つめは科学分野における一般的な情報処理能力、柔軟な論理的思考による計画設計、データ評価と問題対処法の習得です。これらの点は研究職のみならず仕事全般に非常に重要であると考えているため、自身でどのように問題点があることに気づいて対処法を見出すかの自己評価の訓練の指導を心がけています。

　研究内容については、研究室配属後に植物科学分野における短期実習（実験と講義）を行い、修士課程の皆さんは適正や興味を踏まえて研究内容を提示して自身が興味を持てる内容１件をメインプロジェクトとし、さらにその内容に関連した比較的規模の小さい研究内容1件をサブプロジェクトとして研究をすすめる方針でおこなっています。また、博士課程の学生の皆さんには、さらに共同研究などを含む2件ほどのサブプロジェクトを同時並行で行うことを計画しています。私たちからは方向性や最近の動向などについて提案し、可能な限り皆さん自身の興味に則った研究テーマを自分のプロジェクトとして遂行していく上で、自主性の成長を促したいと考えています。また、開始1年以内に実験結果、興味や適正、研究競争相手の状況および私自身の指導内容も含め再評価をおこなって、必要があれば話し合い方向性の修正を行います。

　職員・スタッフは以前まで国外国内の研究所に勤めていました。研究所のような国際色豊かな研究・教育現場において、様々な文化背景や異なる基礎教育レベルにおける指導経験は、当初は問題点なども見つかることもありますが、早期解決を心がけ現在まで対応してきました。この経験は、将来海外の大学研究機関や企業もしくは国際企業での活躍を志す学生の皆さんが多く集まる奈良先端科学技術大学院大学で伝えいければと考えています。奈良先端科学技術大学院大学で学んだことを海外へ持込み、海外で新たに得た知識と融合・展開して新しいものを生み出せる人材の育成を目指しアドバイスしていきたいと考えています。

ご入学をお考えの方へ

奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科では、博士前期課程と博士後期課程の受験を希望されている方の研究室等の見学をいつでも受け入れています。見学を希望される方は、bs-nyushi@bs.naist.jp までご連絡ください。いつでも見学会の申込みには、教育企画推進室（入試・募集担当）が対応します。

メールでお申し込みの際には、

お名前：
ご所属(大学名・学部学科名と学年または所属機関名など)：
ご連絡先電話番号：
希望研究室(テーマ)：
希望日時の候補(原則月曜日から金曜日までの平日で複数日ご指定ください)：
見学の志望動機：

を、あわせてご連絡ください。

あなたと研究室の都合が合えば、1日で複数の研究室を見学することもできます。いつでも見学会に申し込み、受験希望の研究室を見学して、雰囲気・研究内容をぜひ知ってください。ご希望があれば、入試の説明もいたします。

※ 注：見学できる研究室は、奈良先端科学技術大学院大学のバイオサイエンス研究科の研究室になります。申し訳ありませんが、教育連携研究室の見学はできません。また事情により見学が出来ない場合もあります。