渡辺研究室(両角・中瀬グループ)

 微生物インタラクション研究室の両角・中瀬グループでは、さまざまな刺激、環境を感知してその情報を伝達、処理する細胞内の情報ネットワークの解明をめざしています。特に糖尿病などの代謝病やガン等における細胞増殖異常にかかわる細胞内シグナル伝達経路の分子レベルでの理解は、新たな治療法の開発や新薬の細胞内標的の発見に欠かせません。遺伝子/ゲノム操作が容易に行える分裂酵母をモデル生物として新しいシグナル伝達因子を発見、解析し、ヒト細胞の相同因子の理解を迅速に進めます。分子遺伝学、細胞生物学、生化学などを組み合わせた多面的アプローチを通じて論理的に研究をデザインする能力を養い、また国際的な科学コミュニティーの一員として活動できる学生・研究者の育成に重点を置いています。

 

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Fission yeast Schizosaccharomyces pombe.


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