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メンバー紹介

秋山 昌広
名前 秋山 昌広 Masahiro T. Akiyama
役職 准教授
学歴
1982
九州大学 理学部生物学科 卒業
関口睦夫教授の分子遺伝学の講義と、大村恒夫教授の代謝生理学の講義に感銘を受け、分子遺伝学と生化学を専門分野とするきっかけになる。
1988
九州大学大学院 理学研究科生物学専攻 修了(理学博士)
学部4年生および大学院を通じて分子遺伝学講座に所属した。関口睦夫教授・堀内嵩助手(当時)の指導の下に大腸菌の分子遺伝学を学び、ミューテーター遺伝子のクローニングと分子生物学的解析を行う。
1988
九州大学 医学部 第一生化学教室 研修生
関口睦夫教授・真木寿治助手(当時)の指導の下に生化学を学び、ミューテーター遺伝子産物を精製して生化学的解析を行う。
1988
スタンフォード大学 医学部生化学教室 ポストドクトラルフェロー
Arthur Kornberg教授の研究室に留学する。Kornberg教授の指導の下に大腸菌のポリリン酸代謝に関わる酵素の生化学的研究を行う。
1992
コールド・スプリング・ハーバー研究所 ポストドクトラルフェロー
Bruce Stillman博士の研究室に移る。 Stillman博士の指導の下に出芽酵母のDNA複製酵素の生化学的研究を行う。
1994
奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 助教授
真木寿治教授が主宰する研究室に着任する。真木教授の下で、大腸菌の試験管内DNA複製系での複製エラーの解析を行い、さらにアフリカツメガエル卵母細胞を使ってDNA複製フォークの進行阻害を回避するDNAポリメラーゼを研究。
2007
奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 助教授→准教授へ役職名変更
現在に至る。現在は、大腸菌のDNA複製フォークの運動性を細胞レベルで研究している。
専門分野 分子遺伝学および生化学
研究内容

染色体上でのDNA複製フォーク(複製装置)の運動性

細胞のDNA損傷応答によるDNA複製の制御機構

ゲノムのDNA損傷部位の複製に働くDNAポリメラーゼ

 

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一言

 大学一年生の時に関口睦夫教授の講義を聴き、遺伝情報を担うDNAが正確に複製され、傷ついたDNAは元通りに修復される機構に興味を持って分子生物学を志しました。それ以来、生命を支える仕組みの美しさに魅せられています。

 現在は「ゲノム上での複製フォークの動態の解明」というテーマで、ゲノム上の複製装置の運動性や、細胞応答によるその制御について、DNAコーミング法や次世代シークエンサーなどを駆使して研究しています。複製装置の運動性へのゲノムDNAの影響を明らかにすることは、微生物工学において新規にゲノムをデザインする上でも重要と考えています。DNA損傷に対する細胞応答機構は、全ての生物でゲノム安定性に寄与しています。DNA損傷応答機構は、1967年に大腸菌で初めて発見されました。しかし、約50年後の今でも、私たちは真核生物でまだ明らかにされていない新しい機能を大腸菌で発見して、驚かされています。

 研究室では、若い人たちに刺激を受けながら一緒に研究することが楽しみです。小規模のミーティングや学会の良さを再確認し、学生と参加しています。教育面では、学生諸君が卒業後に社会で活躍できる力を養えるような研究指導も心がけています。最近は、アジアからの留学生と一緒に研究を進めており、毎日ジャパニーズ・イングリッシュを駆使しています。

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