NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス領域

入試情報

入学試験内容

選抜者入学試験の内容

受験生は指定の時間までに領域棟玄関ホールで受付を済ませ、大講義室に入ります。ここで受付時に受け取った受験生調査表に、研究希望分野や希望研究室を複数記入します。

オンライン面接試験では、無料で使えるビデオ会議アプリWebexを使用して行います。受験票と一緒に郵送したオンライン接続方法に従って入試1週間前の指定された時間にWebexに事前接続し、接続確認担当者が受験生と個別にWebexで面談が問題なく行えるか確認します。試験当日は指定の時間にWebexに接続し、受験生調査表の質問を受けます。

英語については、TOEICなどの点数(スコア)を提出していただきますので当日の試験はありません。特に足きり点など基準点は設けていません。TOEICなどを未受験でも受験できますが、英語の点が0になります。TOEICなどの点数(スコア)を出願書類と一緒に同封することが難しい場合や、出願書類提出後に新たなスコアを取得した場合は、「TOEIC等スコア提出届出書」(本学所定様式)」に記載の試験回ごとに指定されたTOEIC等スコア提出期間【必着】までに原本とコピーを郵送してください。最後に提出した点数(スコア)を合否判定に利用します。

次に、担当者の指示に従って自分の面接室へ移動します。オンライン面接の場合は、試験官がオンライン面接室に入室します。この際、辞書や教科書などの持ち込みはできません。試験官は3名です。名前と受験番号を述べた後に着席します。面接試験時間は25分間です。まず、出願書類と一緒に提出した小論文の内容をかいつまんで3分程度で口述発表します。その後、小論文に記載した分野の基礎知識や理解度、説明能力などを判断するために、試験官がいくつか質問します。続いて、小論文に書いたNAISTで行いたい研究分野の基礎知識、研究内容についても試験官がいくつか質問します。

一般面接の例を示しましょう。まず試験官から「小論文に書いた研究の内容について簡単に述べて下さい」と指示されますので、3分程で概略を述べて下さい。試験官はあらかじめ皆さんの小論文を読んでいますので、ポイントを要約して答えて下さい。答えた内容について専門的な口頭試問が行われます。試問は3名の試験官から多方面にわたって行われます。小論文に書いた研究内容に加え、その分野の基礎になる分野の修学度(理解度)、研究への取り組み方などや、背景となる基礎科学の修学度、特に興味を持って勉強した分野があればその修学度等を聞きます。また入学後に取り組みたい研究分野の小論文をもとにそれに関連した研究課題についても質問されます。なぜその分野に興味があるのか、どのような方向で研究したいと考えているのかなど、なるべく専門用語を使って答えなければなりません。それでは以下の面接試験の質疑応答例をみてみましょう。

一般面接試験の例

研究科に入学したらどのような研究をしたいですか?

地球環境の保全に興味を持っていますので、環境問題に取り組んでいる研究室に入りたいです。

環境問題の解決には、科学に何ができると期待していますか?あなたはどのような分野の科学を研究することで、その問題を解決しようと考えていますか?

塩に強い植物をバイオテクノロジーを用いて育種したり、砂漠の緑化とか、植物によるバイオレメディエーション等です。

では、塩積土壌でも植物が生育できるにはどのようにすればいいと一般に考えられていますか?また、適合溶質についていくつか例を挙げて、その内の一つについてその合成に関与する酵素の名前を一つ述べて下さい。また、その酵素はどのような反応を触媒しますか?

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面接では、NAISTに入学した後に取り組みたい内容なども質問します。この例の受験生は、取り組みたい内容を持っていたこと、またその内容の一般的な取り組みについて知っていたことはとても評価できます。ただ、さらにもう一歩踏み込んで、より学術的な知識や考えを面接の受け答えで述べることができればさらに評価されたでしょう。自分が取り組みたいと考えている分野についての知見を深るためによく調べて勉強し、受験(面接)に備えてください。

面接の採点基準

3名の試験官が個別に評価と採点を行います。一般面接での質問内容は、卒論や学部で修学したことやバイオサイエンス分野の学力等について、点数化します。さらに英語の得点を加算して、その受験生の得点とします。